【この記事を読むことで得られること】
これから社内公募に挑戦しようと考えている人に向けて、落ちた場合のリアルな体験談をご紹介。
社内公募に落ちた後に社内に残るか転職するか、参考として読んで頂ければと思います。
※会社によって社内公募の状況は異なります。
少し前ですが、2022年5月に初めて社内公募を受けた私の体験談を記載しています。
会社の規模は関連会社含め従業員数12,000人程いる(パートさん含む)店舗数は500店舗ほどの小売業です。
私は店舗の販売員ですが、関連会社の企画開発部に応募しました。
結果として募集枠1名に対し、最後の2名まで残りましたが落ちました。
社内公募に落ちた直後の気まずさはなかった
会社によると思いますが、私は落選直後に明確な敵意や冷たさを感じることはなかったです。
むしろ、一緒に働く人にとっては人が減らず自分の負担が増えないことに安堵しているような印象でした。
私は落ちた後もいつも通り仕事をし、30代前半という年齢も高いため半年後くらいに転職しました。
上司からはかなり止められましたが、すでに転職先が決まっていたのでお話しの上退職することができました。
応募前は気まずかった
社内公募を出す前は、上司や同僚との関係変化を心配する人が多いと思います。
たとえば、
・「出る=不満」と受け取られるのでは
・部署内の居心地が悪くなるのでは
・もし社内公募で合格して異動したら、今の部署が更に忙しくなって負担をかけてしまうのでは
などといった不安があると思います。
私の会社は社内公募に応募するには上司に伝える必要があるため、上司からの圧はありました。
後に分かる話なのですが、休職や育休に入る予定の社員が多くいて、人が抜けるのは難しい状況だったみたいです。
落ちた後に得られたこと
社内公募をきっかけに下記のことが得られました。
- 面接準備で自分の強み、弱みを整理できた
- 今後のキャリアを考えるきっかけになった
- 人事の考え方が分かった(既婚者より独身の方が出張がある部署に入りやすいことが分かった)
社内に残る選択肢と転職を考える選択肢
●社内に残る
人手不足な会社が多い今、落ちたとはいえ会社から必要とされている事実は変わりません。
●転職を考える
市場価値の確認、新天地での挑戦、給与や職務内容の大幅改善を期待できます。
リスクは文化適応と選考の不確実性があると思います。
判断は「自分の成長」と「生活の優先度」を基準に決めるのも一つの手だと思います。
まとめ
社内公募に落ちても、実際には“気まずさ”はほとんどありませんでした。
むしろキャリアを考え直す大きなきっかけになります。
残留も転職も、どちらも前向きな選択肢として捉えられると思います。


