【体験談】30代女性の未経験転職|リアルな壁とその突破法

アイキャッチ画像 30代 転職

【この記事は以下のような方におすすめです】
・30代で未経験転職したいけれど年齢的に厳しいのではと行動に起こせない
・女性で既婚者は採用してもらえないのではと不安
・転職実体験を知りたい

この記事を読むことで、どんな壁が現実にあるのかを知り、その壁をどう越えたイメージすることができるようになります。

30代女性が未経験で転職するのはムリ?

結論からいうと、30代でも未経験で転職は十分可能です。

私は31歳のときに未経験転職でweb制作会社のディレクターに転職することができました。
業種・職種の経歴は下図になります。
食品の販売職や印刷の営業と、web制作会社とは異なる業種・職種でした。

【図】業種・職種の経歴

また男女のデータになりますが、マイナビキャリアリサーチLabによると30代の転職で業種・職種を変えなかった転職が最も多いものの「業種・職種共に異なる」転職者は全体の25.0%というデータがあります。
4人に1人の転職者は30代で業種・職種共に異なる転職に成功していることになります。

業種と職種を掛け合わせた変化については、30代は「業種・職種共に同一」がもっとも多く49.6%、次いで「業種・職種共に異なる」が25.0%となった。

30代の業種・職種をあわせた変化/転職動向調査2024年版(2023年実績)より作成

30代の業種・職種をあわせた変化 | マイナビキャリアリサーチLab

30代未経験の転職で立ちはだかる“4つの壁”

ここからは、30代で実際に転職した私の体験を交えながら、リアルな壁を紹介します。

壁①:年齢への不安 ― 「30代は即戦力じゃないの?」

即戦力のなる人材の方が採用されるのは事実だと思います。
しかし人手不足の会社が多い中、会社が提示できる待遇で即戦力となる人材が集まるわけではありません
そのため、即戦力ではない未経験でも採用される可能性はあります
ただ、資格を取ることや、勉強するなどアピールできることはあった方が良いと思います。

「即戦力」という壁に対して私が行ったことはリスキリングになります。
「オンラインスクール」で勉強しました。
仕事をしながら、転職先で活かせそうなwebマーケティングスクールで半年勉強しました。
お金と時間はかかりますが、このおかげで未経験の30代転職を成功することができました。
webマーケティングスクールでは、私以外にも30代女性で転職するために育休中で勉強している方がいました。

壁②:未経験職種・業種の理解 ― 何から調べればいい?

未経験の仕事は求人を見ても、ネット検索で業種や職種を調べても、詳細な仕事のイメージが付きづらく「実際はどんな仕事?」や「未経験歓迎って本当?」と不安でした。

そこで行ったのが、「YouTubeで職種理解」です。
実際に働いている方や会社が出している動画からは具体的な情報が得られ仕事の理解が深まりました。
動画により内容が異なるのでいくつか見てみることをおすすめします。

職種・業種の理解が深まると応募書類もしっかり書けるようになります。

壁③:ライフステージへの不安 ― 結婚・出産と両立できる?

30代女性に特有なのが、「これからの人生イベントも視野に入れなければいけない」という点。

結婚・出産と両立できそうかは育児休暇の取得実績があるか、残業時間の多さなどを最低限、下記CHECK項目は確認した方が良いと思います。

  • 企業の福利厚生を確認する
  • 求人情報に育休取得実績があるか等を確認。記載なければ面接時に質問し確認する
  • 求人情報に残業時間など自分のワークライフバランスとあっていそうか確認。実際入社してみると求人情報の記載と異なる場合があるため、いくつか「口コミサイト」でも確認する

私の場合は30代既婚、子供なしでしたが、将来子供は欲しかったので育休があり、実際活用した実践があるかは必ず求人情報や面接の質問で確認しました。

育休実績ありの会社に入り、入社して2年半経ったときに育休をとることができました

壁④:前職の経験は役に立つの?という自信のなさ

「自分には強みがない」と思い込んでしまうこともあると思います。
私もそうでした。
しかし、自分の強みは面接でよく聞かれること。
一度、仕事の棚卸しをしてみましょう。
たとえば、目標に向けて取り組み結果を残したことがあれば、どの業種や職種でも活かせると思います。

まとめ

転職は時間やお金がかかり、精神的にも大変ですが、30代未経験でも準備をすれば転職は可能だと思います。

良いお仕事に出合われることをお祈り致します。

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